Jd' 7/5 後楽園ホール大会(矢樹vs坂井のみ)



矢樹広弓 vs 坂井澄江

新入場テーマ曲「Caught Somewhere In Time」がアップテンポに変わった瞬間、矢樹は控室からホールに出るドアを勢いよく開き、外に飛び出した。小走りで1年4ヶ月ぶりのリングへ。新コスチュームは金と黒(右写真)。相手は同じ柔道出身で、しかも「ひーちゃん’Sの試合を見るのが好きだった」と語る坂井澄江。矢樹が引退した直後にプロレスデビューした坂井とはもちろん初対決。序盤、まず坂井が一本背負い。矢樹は身を翻して着地。矢樹も坂井をロープに振って一本背負い。坂井もうまく着地。矢樹の表情にも戸惑いなどはない。というよりやはりイキイキしている。

リング内に戻り、グラウンドに誘い込む矢樹。たぶたび坂井の上に乗る(左写真)先に矢樹が腕ひしぎ十字固めを狙う。坂井極めさせない。場外に坂井を蹴り出すとプランチャを繰り出す矢樹。これが「格闘技ではなくプロレスを」の姿勢の現われか。矢樹、坂井を崩して難なくマウントを取るが、坂井が防御するわけでもなく、かえって虚を衝かれてスムーズに次に移行できず、大きなチャンスを逃す。

坂井ジャーマンを狙ってバックを取る。矢樹切り返して前方回転からヒザ十字固めに(右写真)。ヒザに古傷を抱える坂井は苦悶。ロープブレーク後、坂井が一本背負いから腕十字固めに。矢樹、腕を伸ばされてしまうが辛うじてロープへ。坂井ブレークに応じず。

矢樹は坂井のムーンサルトをかわすとワキ固め(左写真)。坂井がロープに逃れるが、矢樹ブレークせず。会場から起こるブーイングに中指を立てて応える矢樹。


10分経過。矢樹がランセット・アーチ2連発(上写真)するが、カバーは2カウント。ジャーマンも2カウントどまり。坂井もSSS、ジャーマンで応戦。坂井がトップロープに上る。矢樹は雪崩式一本背負い、しかしこれも2カウント。残り時間が少なくなる。やや矢樹が疲れた様子。これを見て坂井首固め、逆さ押さえ込みなどの丸め込み技を出すが、いずれも2カウント。残り10秒から坂井がロコモーションジャーマン、4発目でブリッジを決めたところで、カウントを入れるまでもなく15分タイムアップ。


(15分 時間切れ引き分け)

引き分けに終わり、やはり悔しさを隠せない(左写真)。


坂井のマイクに「もう一回、決着を付けよう!」と答える矢樹(右写真)。



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